自作 エモト ローテーターコントロールボックス
さて、今回は友人の薦めでエモトのローテーター103LBのコントロールボックスを製作
することになりました。
ご協力・ご指導は、エモト社の現場係の方です。
この場をお借りして厚く御礼申し上げておきます。
れっきとした本家の製造会社の現場の方から製作指導を受けたのはこれが初めてでした。
電気配線図や部品図などが取説に掲載されているのもびっくりです。
これらがなければ、もちろん製作などおぼつかなかったことでしょう!
【ローテーターのコントロールボックス】製作について 資料はもちろん、エモトのローテーター103LBコントロールボックスの 電気配線図です。 まず、ローテーターのコントロールボックスとは、アンテナを屋根上などで 回すローテーターを手元でコントロールするための回路を収めたボックスの ことです。今回の製作は実際のものと少し違っており、その点で大変勉強に なりました。 それではまず部品の収集からはじめてみましょう。 (1)材料 @スイッチ(跳ね返り&非跳ね返り)それぞれ 1個 A7μF200Vコンデンサー 1個 B10KΩB型ボリューム(VR2) 1個 C1mA計 1個 Dトランス(100V〜8または10V) 1個(0.5Aで800円程) E1Aフューズ&フューズボックス(F) 各1個 FUSソケット オスメス 1組 G110V豆球&受け(L) 各1個 Hブリッジ整流用ダイオード 1個 80円程(整流回路用) Iその他配線用コード&100Vプラグ 少し J以上の部品を納めるアルミのケース 1箱 Kハンダ付け&接着剤 少し L6芯ケーブル ・・・・・・ 屋根から机上までの所定の長さ。 (2)配線図 (3)製作 @まず、アルミケースに電機ドリルなどで所定の大きさと数で穴をあける。 A配線図に従って、それぞれの部品をハンダ付けして配線する。 BUSソケットのPin番号と6芯ケーブルの色見本とを記録しておく。 これがローテーター本体の配線になるので、要注意です。 C6芯ケーブルにUSプラグのPinをコードの色に合わせてハンダ付けす る。 D上記配線図の@〜E(USソケット)とUSプラグ(6芯ケーブルにハン ダ付けしたもの)をつないで完成です。 Eあとは、ローテーターにケーブルの端を接続して完了。 (4)試験&運用 運用は、1mA計の指針と実際のアンテナの方角をうまく合わせる事です。 こうして八木アンテナの向きとコントロールボックスの1mA計の指針が合 えば、貴兄のQSOは、GPアンテナに比べてより指向性の強いものになる ことでしょう! 取り急ぎ、コントロールボックスの製作記でした。 電気配線図のおかげでローテーターが実際に作動すれば制作者の冥利につき ます。無事に作動することを祈念しておきます。(^^;) ’97,01,11 追記:平成9年4月13日 無事作動したことを報告します。(^^) ’97、04、23 YOUR K.MORI