簡単なホームページの作り方 第2回        

2、ホームページの公開場所(ファイルを納めるディレクトリの構造)  作成したホームページをインターネット上で公開するには、インターネットに接続されて  いるWWWサーバーにホームページのファイルを転送する必要があります。  インターネット接続業者(プロバイダ)には、加入者のホームページを登録するための  WWWサーバーがあり、専用のディスクスペースが用意されています。  加入者は、自分に割り当てられたこの専用のディスクスペース(2M〜10Mバイト程度)  を自分のホームページとして利用することができます。  ホームページを作成するときは、はじめに自分のパソコン(ハードディスク)にファイル  を作成し、FTPアプリケーションでプロバイダのWWWサーバーへファイルを転送して  インターネットへ公開することになります。  (注意:WWWサーバーのディレクトリと自分のハードディスクのディレクトリを同じ名前  にしておくと後からメンテナンスしやすくなります。)  FTPアプリケーションとはFileTransferProtocol(=ファイル転送プロトコル)という  通信規約に従って画像や文字やソフトなどを送受信するためのソフトで、インターネット  の雑誌のCD−ROMや、ホームページ作成ソフトのHOTALLなどに付いています。  要は、このFTPアプリケーションを使って、WWWサーバーに割り当てられたディレク  トリを自分のホームページに見合った構造にすることです。  例えば、私の場合は以下のような構成になっています。  エクスプローラーで、B:¥kmham211のディレクトリを見てみましょう。  そこでは、以下のような構造になっています。 =============================== ¥kmham211/・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・htmまたはhtmlファイルをここに置く          /datagazou/・・・・・・・データ画像をここに置く          /daypix/・・・・・・・・・・・・・カレンダー関係のデーター保存場所          /gazou/・・・・・・・・・・・・・・・基本画像データーを置いている。          /maturi/・・・・・・・・・・・・・まつり関係の画像など          /oto/・・・・・・・・・・・・・・・・・・・音声データー格納場所 ===============================  これは、自分のパソコンとWWWサーバーのディレクトリ構造と同じものです。  ¥kmham211のディレクトリには、index.htmファイルやbisaisi.htmファイルなどいろいろ なホームページを構成するhtmlファイルとそれに関連した画像ファイルなどがあります。 (Webブラウザが読み込んでパソコンの画面に表示させるファイルの拡張子は、必ず  *.html または、*.htm となっています。 又、ホームページで最初に読み込む  ファイルは、index.htmファイルです。従ってメニューファイルや、indexファイルの  名称をindex.htmとしておけば特別に指定しなくてもそれが最初に表示されます。) さらにその下にある /datagazouや、/otoには、それぞれ画像ファイルや音声ファイル が転送されています。これらがホームページのデーターの格納場所及び公開場所になります。 要は、これらディレクトリの構造においてWWWサーバーと自分のHDDの中身が同じになる ようにすれば、後からファイルを探したりメンテナンスがしやすくなるという次第です。

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