簡単なホームページの作り方 第8回        

8、フォームについて(最終回、アンケートのフォームを作る)

ここでは、簡単なアンケートの取り方について研究します。

(1)回答をメールでもらうには

 まず、入力フォームを作るにはアンケートのフォーム全体を<FORM></FORM>
はさみます。

送り先をメールアドレスにするには、以下のオプションをつけます。
(タグ・オプション一覧参照)



<FORM ACTION="mailto:メールアドレス” METHOD="post" ENCTYPE=text/plain>
-----------------アンケート----------------------------------
-----------------アンケート----------------------------------
-----------------アンケート----------------------------------
</FORM>


ここで、例題として「光の時代」のアンケートを見てみましょう。

(ソースファイルにある<FORM>と最下行の</FORM>を参照してください。)
(なお、ENCTYPE=text/plainは送られてくるTEXT文の文字バケを防ぐものです。)

(2)名前を入力してもらうには

★氏  名 : ペンネームでもok

 
書式は、 <INPUT TYPE=TEXT NAME="name" SIZE=30> ここでは30文字分の
 スペースをとっています。  ここでは、「name」が隠し項目名になります。


(3)ラジオボタンを選択してもらうには

★性   別: 男性 女性

書式は、<INPUT TYPE=RADIO NAME="seibetu" VALUE="MAN">
seibetu」が隠し項目名になります。

(4)ボックスにチェックしてもらうには
 チェックボックスを作るには、<INPUT TYPE="CHECKBOX" NAME="隠し項目名"
 VALUE="隠し文字列">を使います。
また、チェックボックスでは複数回答が可能です。

書式は、<INPUT TYPE=CHECKBOX NAME="syumi" VALUE="pasokon">
      <FONT SIZE=4><B>パソコン </B></FONT> ・・・・・・・以下同様

★趣  味 :  パソコン  アウトドア  読書   音楽  スポーツ
         (複数回答 可)

(5)項目をポップアップ形式にするには

★職  業 :

書式は、   <SELECT NAME="status">
        <OPTION VALUE="syakaijin">社会人
        <OPTION VALUE="gakusei">学生
        <OPTION VALUE="freeter">自由業
        <OPTION VALUE="sonota">その他
        </SELECT><BR>

ここでは、「status」が隠し項目名であり、「syakaijin」が隠し文字列になる。


(6)長い文章を入力してもらうには

★ご意見・ご感想等、何でもご記入下さい。


書式は、 <TEXTAREA NAME="kansou" ROWS=3 COLS=62></TEXTAREA><BR>

ここでは、「kansou」が隠し項目名になる。また、3行62文字分のスペースが用意されています
が、実際には、このスペースより多く記入することができます。


(7)送信ボタンを押して送信してもらうには

 (注:今回は取り消しボタンを押してください。送信ボタンを押すと実際に送信されます。)

    

書式は、以下のとおりです。(タグ・オプション一覧参照)

<INPUT TYPE=SUBMIT VALUE="送信"><BR>
<INPUT TYPE=RESET VALUE="取消"><BR>

取り消しは、下側の書式になります。

◎文字入力の場合、NAME="status"のように隠し項目名オプションを付けておくと
 隠し項目名記入された文字 という回答が返ってきます。(4)の書式参照。

◎文字入力の場合、NAME="status"のように隠し項目名とVALUE="syakaijin"
 オプションを付けておくと隠し項目名隠し文字列 という回答がメールで返ってきます。

例えば、以下のような形の回答メールが自分宛に届きます。
(<FORM ACTION="mailto:メールアドレス” METHOD="post">によってメールが届く。)

 隠し項目名=回答
 name  =  〇〇〇〇〇
 seibetu = MAN
  syumi = pasokon(隠し文字列)
 status = syakaijin(隠し文字列)
 kansou = おもしろかった

などです。



以上、今回でホームページ作成講座を終わります。
付録のタグ・オプション一覧表は、実際に「ホームページ」を作成する時に参考にしてください。
 (より詳細な解説は、「HTML ハンドブック」などを参照。)

実際の「ホームページ」の作成にあたっては、「ホタル」のようなホームページ作成支援ソフト
が必ず必要になってきます。それらのソフトとブラウザでの実際の表示との調整に多くの時間が
費やされます。

また、この後プロバイダに作成したファイル群をUPして、ホームページの登録と宣伝をする必要
があります。サーチエンジンと言われる検索サービスに登録すれば、全世界からアクセスされる
ことになります。(●リンク集にはいろいろな関連するホームページの紹介があります。)
(サーチエンジンには、●YAHOO、●NTT、●GOO、●InfoseekJapanなどがある)

さらに、プロバイダからアクセスカウンタの設定の仕方などを教えてもらえば、自分のホーム
ページへのアクセスの回数が分かって、ホームページ作成の励みにもなり、又評価にもつながる
と思います。

最後に、「ホームページ」でなにを表示するのか、実はこのへんが一番難しいかもしれませんね。
情報(公開)の自由には、必ず責任が伴います。

しかし、まずは、自分の趣味や興味のあることを中心に作ってみたら意外と簡単にできて、かつ
楽しく、長続きすると思います。

是非、みなさんで自分のホームページを作って世界に情報発信してください。

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